群馬県伊勢崎市の結婚相談所　婚活ラボ　Andante（アンダンテ）のカウンセラー中村 香織です。先日、夫婦そろってインフルエンザに感染しました。 同時に高熱で寝込むというのは、なかなかの試練です…。 家事もままならず、二人してフラフラ。そんなとき改めて感じたのは、「結婚生活は、楽しいことばかりじゃない」ということでした。婚活中の方にとっては、まだ“幸せな未来”を夢見る段階かもしれません。 でも、実際の結婚生活では思いがけないトラブルが日常にいくつも起こります。 体調不良、仕事のストレス、家族との関係、価値観のズレ…。 そんな“逆境”のときこそ、パートナーの本質が見えてくるのです。今回は、そんな逆境を一緒に乗り越えられるお相手を結婚相手に選んだ方がよいことをお伝えしてみたいと思います。

「この人となら大丈夫」と思える関係こそ、真の相性

婚活では「価値観が合う」「話が弾む」「優しい」など、 普段のデートで感じる心地よさを重視する人が多いと思います。 もちろんそれも大切ですが、もう一歩踏み込んで考えてみてください。
――この人となら、どんな困難があっても笑って乗り越えられそうか？
――体調を崩したときや落ち込んだとき、自然に支え合える関係だろうか？
私たち夫婦も、体調を崩したときに気づきました。 「完璧じゃなくていい」「できないときは助け合えばいい」。 その気持ちを持てる相手かどうかが、夫婦の安心感を作る鍵なのです。

結婚相手を選ぶときに意識したい３つのポイント

婚活で“理想の相手”を探すとき、つい外見や条件に目が行きがちです。 でも、長い結婚生活を考えるなら、次の３つを意識してみてください。

① 困難なときの向き合い方が似ているか

落ち込んだときに黙って乗り越えるタイプか、話し合いながら支え合うタイプか。 お互いの“ストレス対応のクセ”が似ている人とは衝突が少なくなります。

② 弱い部分も受け入れてくれるか

良いときだけでなく、調子が悪いときも変わらず優しくいられる人か。 「弱さを見せられる安心感」は、愛情の深さを測るバロメーターです。

③ 一緒に笑える人か

トラブルの最中でも「まあ、こんな日もあるよね」と笑える人。 この“笑いのセンス”が、実は長い結婚生活を明るく保つ秘訣です。
この３つがそろうと、どんな逆境も「チーム」として乗り越えていけます。

苦難を乗り越えた先にあるのは、“絆”という宝物

今回のインフルエンザも、正直言えば大変でした。 でも、お互いを看病し合いながら「元気ってありがたいね」と話した時間は、 今思えばちょっと笑える思い出にもなっています。
結婚生活には、思い通りにならないことがたくさんあります。 けれど、どんな苦難も二人で乗り越えた経験が、やがて“絆”に変わります。 それはどんな高価なプレゼントにも代えがたい、人生の財産です。

婚活中のあなたも、ぜひ想像してみてください！

お互いが弱っているとき、どんなふうに寄り添い合えるだろう？そのイメージが自然と湧く相手こそ、きっとあなたにとって“本当のパートナー”なのです。結婚とは、トラブルを避けることではなく、“手を取り合って乗り越えていく物語”を紡ぐこと。その先にこそ、本当の幸せと絆が待っています。