群馬県伊勢崎市の結婚相談所　婚活ラボ　Andante（アンダンテ）のカウンセラー中村 香織です。婚活中のデートといえば、カフェやレストラン、映画館などが定番ですが、少し変わったデート先として「学園祭」が話題になることもあります。にぎやかで楽しい雰囲気の中で、相手の意外な一面が見えそうな気もしますが――果たして、婚活デートで学園祭に行くのは“あり”なのでしょうか？それとも“なし”なのでしょうか？
今回は、メリットと注意点の両面から考えてみましょう。

「あり」な理由：自然体で楽しめる！

学園祭の魅力は、なんといっても「日常とは違う非日常感」です。模擬店のにおい、学生の明るい声、ステージの音楽…。肩肘張らずに過ごせる空気が流れているため、普段よりリラックスして会話が弾みやすくなります。特に、まだ出会って間もない段階のデートでは、“沈黙が気まずい”という不安を感じる人も多いもの。でも学園祭なら、出店を回ったりステージを見たりと、話題が自然と生まれます。「どれ食べよう？」「この研究おもしろいね！」など、共通の体験をしながら距離を縮められるのが魅力です。さらに、相手の「楽しみ方」や「周囲への気配りの仕方」も観察できる貴重な機会です。混雑の中でイライラしないか、店員や学生に対して丁寧な態度を取れるか――そうした部分に、人となりが表れます。婚活では“会話内容”だけでなく“ふるまい”も大切な判断材料。学園祭デートは、それを自然に見極められるシチュエーションといえるでしょう。

「なし」な理由：落ち着いた会話がしづらい

一方で、学園祭は人混みが多く、音も大きい場所です。お互いをよく知らない段階では、ゆっくり話す時間が取れず、印象が薄く終わってしまう可能性もあります。また、相手が人混みや騒がしい場所が苦手なタイプだと、かえって疲れさせてしまうかもしれません。特に真剣な婚活モードに入っている人ほど、「学園祭＝軽い印象」と受け取る場合もあります。相手の性格や、今の関係性をしっかり考えたうえで選ぶことが大切です。

おすすめは「関係が深まり始めた頃」に！

もし学園祭デートを計画するなら、初回や2回目ではなく、3回目以降のデートにするのがおすすめです。ある程度お互いの距離が縮まってから行くことで、より自然に楽しめますし、「次はこんなイベントにも行ってみよう！」といった未来の話題にもつながります。また、学園祭デートの後には、静かなカフェなどで一息つく時間を設けると◎。にぎやかに過ごしたあとに、少し落ち着いた会話をすることで、印象がより良く残ります。

婚活デートで学園祭に行くのは、“あり”か“なし”か――答えは「関係性次第」です。初対面や慎重なタイプの相手には向かないかもしれませんが、明るくアクティブな二人にはぴったりの選択肢。非日常の中で笑い合える時間は、きっと二人の距離をぐっと縮めてくれるはずです。大切なのは、「自分たちがどんな時間を過ごしたいか」を考えること。“学園祭デート”をきっかけに、相手の新しい魅力を発見できるかもしれませんよ😊