群馬県伊勢崎市の結婚相談所　婚活ラボ　Andante（アンダンテ）のカウンセラー中村 香織です。婚活において、多くの人が試行錯誤しながら成功を目指しています。特に結婚相談所を利用している方々は、本気でパートナーを見つけたいという強い気持ちを持っています。しかし、その中には恋愛経験が少なく、婚活の壁にぶつかっているにもかかわらず、カウンセラーに相談せずに我流で婚活を続けている人がいます。このような人たちが抱える心理とは何なのでしょうか？今回は、なぜカウンセラーを頼らずに婚活を進めてしまうのか、その心理を探り、周囲の助けを受けることの重要性について考えていきます。

1. 自力でなんとかすることへの固執

恋愛経験が少ない人は、他人に自分の弱点を見せることを避けようとする傾向があります。「自分でやらなければならない」「他人に頼るのは甘えだ」という考えが根深くあり、婚活においても自力で全てを解決しようとします。この自己完結的な思考は、自尊心を保つための手段でもあります。自分の弱さを認めることは、特に自信のない人にとっては難しく、他者に助けを求めることで自分の未熟さをさらけ出すことへの抵抗感が生じます。
実際、多くの婚活者は「失敗を認めたくない」「人に頼るのは恥ずかしい」と感じるものです。しかし、その結果、婚活は停滞し、思うような成果を出せなくなってしまうこともあります。「自力で何とかしよう」という思いは尊いものですが、それが行き過ぎてしまうと、逆に自分を苦しめる原因になります。

2. 我流婚活で直面する課題

恋愛経験が少ないまま我流で婚活を続けると、ある程度の段階で壁に突き当たることが多いです。この壁は、単なる「結果が出ない」という問題だけでなく、自分の限界に気づきつつも変化を恐れて新しい方法を試せないという心理的なものでもあります。たとえば、初対面の会話で自分を上手にアピールできなかったり、相手の反応にどう対応していいか分からなかったりする場面が頻繁に起こります。
こういった問題に対して、カウンセラーは第三者の視点から効果的なアドバイスを提供します。しかし、「自分は他人の力を借りなくてもできるはずだ」と考えている人は、そのサポートを活用せずに過ごしてしまうことが多いです。これが長期的には婚活全体の進展を遅らせ、自分のやり方に固執して失敗を繰り返す結果を生むこともあります。

3. カウンセラーの役割とその重要性

結婚相談所において、カウンセラーは婚活者の進行役であり、伴走者でもあります。彼らは恋愛や結婚における豊富な経験と知識を活かし、あなたが自分では気づけない視点や解決策を提供してくれます。恋愛経験が少ない人こそ、このようなプロのアドバイスが役立つのです。
たとえば、どのような言葉を使って自分を伝えれば良いのか、初対面での印象をどう良くするかといった細かい戦略は、カウンセラーからのフィードバックを通じて得られるものです。これらのアドバイスを積極的に取り入れることで、これまでのパターンを変え、より良い結果につなげることができます。

4. 周りの助けを求める勇気

婚活において「相談すること」は決して弱さを示すものではありません。むしろ、自分を高めるための賢明な選択です。他人の視点から見た自分の長所や短所、改善点などは、自力ではなかなか気づけないものです。カウンセラーはただ問題を聞くだけでなく、具体的な行動プランや励ましを与え、婚活をスムーズに進めるためのパートナーです。
「相談するのは恥ずかしい」「自分で頑張るべき」と思っている方にこそ、カウンセラーの存在を再評価してほしいと思います。少しの勇気を出して他人に助けを求めることで、新たな視野が開け、これまでの行き詰まりから抜け出すきっかけになります。

5. 助けを受け入れることで得られる成長

婚活は、単なる自己主張の場ではなく、自分の新しい一面を見つけるための旅でもあります。その過程で他者からの助言を受け入れることで、婚活者は本当の成長を遂げることができます。婚活に限らず、人は一人で全てを解決できるわけではありません。周りの人々やカウンセラーの力を借りることは、自分を大きく成長させ、結果的に理想のパートナーを見つけるための有効な手段なのです。

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