群馬県伊勢崎市の結婚相談所 婚活ラボ Andante(アンダンテ)の代表カウンセラー中村 勇輝です。結婚相談所で活動をして、理想の人とせっかく出会えたのに、両親に結婚を反対され、縁談がまとまらない、という状況に直面することがしばしばあります。自分が苦労して探してきた結婚相手。自分にとって親と同じくらい大切な人の価値を両親に否定されるのは、非常に辛いものです。ほとんどの親は自身の経験をもとに、それなりの理由があって反対しているはずです。今回は親の立場で考えた場合、実際にどういった理由で結婚を反対されるかについてお伝えしたいと思います。
経済的な不安
まず、女性によくあるのが、相手の男性の経済力が心配になってしまうケース。仕事に就いていたとしても「薄給だから」「非正規だから」「仕事に将来性がないから」という理由で、両親がつい結婚を否定する場合があります。特に、バブルを経験してきた親世代に比べ、現代は非正規雇用の割合が高まり、平均年収も落ちてきています。経済面を理由に結婚を反対される可能性は高いと言えそうです。
家同士の格の違い
残念ながら、家同士の格というものはまだ存在しています。先祖が貴族などの高い身分だったり、地元の有力者だったりした場合はこの「家格」を重視する人は存在します。また、相手の家の経済力や、地位が低い場合や、片親だった場合も反対理由にされ、結婚の障害になることがあります。
年齢差、婚姻歴など
一回り以上年齢が離れていたり、婚姻歴、子供の有無などで結婚を反対されるケースは多いです。たとえば相手がはるかに年上の場合、早期に老後を迎えます。両親としては将来、自分たちを含めた3人の介護や看取りという重労働が発生する上、そのための出費もありますから、不安になるのも自然かもしれません。また相手に離婚歴があったり、逆にあまりにも交際期間が短かったりした場合、結婚生活を無事に送れるか不安に感じ、結婚を反対する場合があります。
宗教や価値観の不一致
宗教絡みの反対もありえます。両親や相手が宗教に熱心だった場合、宗派の異なる相手の価値観を理解するのは難しいでしょう。また、両親と全く異なる仕事のキャリアを歩んでいたり、国際結婚などで見られる、国民性や結婚への考え方の違いが大きかったりした場合、結婚を反対する事があります。
相手への不信感
相手の借金歴や女性遍歴などや、挨拶の際の不遜な態度、そもそも挨拶に来ないなどから相手の人格に不信感をもち反対することがあリます。
親世代は思った以上にテレビなどの情報に敏感です。「もしDVをする相手だったら?」「パチンコ屋に行き、子どもを車に放置するような人だったら?」という疑惑が膨らみ、不安につながるケースも考えられます。
親の期待に添えない相手
親が子供に過干渉の場合よくみられるケースとして、結婚相手が親の期待通りではない場合に反対する事があります。特に、結婚相手が個人事業主であったり、Youtuberなどニュービジネスに携わる人である場合、「そんな相手はやめろ」と言いたくなるのが親心。理解を得るのに時間がかかります。
親に結婚を反対された場合は、いくつかの選択肢があります。「理解し合うまで話す」「時間を置く」「距離を置く」「諦める」などが考えられますが、第三者を立てて話し合いの場を設けることも視野にいれておきましょう。結婚前からしっかり親とコミュニケーションをとっていて、日頃から恋愛についても相談しておくと、結婚の話がスムーズに進みやすくなります。ぜひ、「この人は!」という人に巡り合った場合は、早いうちから両親とご自身・お相手の2対2で会う時間を作ってみてください。
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【参考・引用記事】
親に結婚を反対されたらどうする?反対される理由と控えたい行動について – 婚活なら結婚相談所サンマリエ (sunmarie.co.jp)
https://www.sunmarie.co.jp/blog/konkatsu-blog-231010-1/